妻の出した答え

2013年4月28日
『離婚誓約書』で将来的な無条件離婚を提示した私妻の答えは・離婚の拒否権が必須条件・財産分与は各人で構わない財産分与にも私は苦い経験がある。不妊治療中に妻から離婚の申し出をされたときに、あろうことか妻は私に生活費を請求してきたのだ。しかも当時30歳に満たない私に数百万円単位で。それ以来、妻への信頼は大きく失った。だから離婚条項に「財産分与」を入れた。両親が血肉を削って築き上げたこの家を妻に渡すわけにはいかなかった。妻は「将来別居はしても良いけど離婚はできない」の一点張りだった。私の収入を当てにしている。それもあるだろう。他方、妻に言わせれば私が妻へ不満さえ言わなければ、幸せになれるそうだ。私がどんな環境にあって、どんな苦労をしたとしても。妻の幸せに私の感情や充実は含まれていない。妻らしい身勝手な話だ。私は「親であると同時に夫婦・恋人でありたかった」と話した。妻は「それはできない」と言った。「もはや私の人生に異性としての男性は必要ない」そう言いきった。妻の回答は想定の範囲内だった。だから『離婚誓約書』にはもうひとつの条項を入れていた。「育児・経済環境を損なわない限り、相互に不貞を容認する」つまり『浮気の免罪符』妻にこの条項についての意見を改めて聞いた。少しの間を置いて、妻が顔を上げた。「これいいよ!そうしよう!! あなたが外で満たされれば、家でもっと優しくなれるでしょ?」妻は目を輝かせていた。否定はされない予感はしていた。しかし、こんなにも晴れ晴れとした、嬉しそうな顔をするとは思っていなかった。まるで長年背負っていた肩の荷が下りたような顔つきだった。「私が彼女のために家を捨てたらどうするつもり?」と聞いてみた。「あなたは子供を捨てて、自分の道を生きられるような人ではない」妻は自信を持って答えた。そのとおりだ。たいした思考回路である。私の常識や良識とは完全に違う次元にいる人間だと改めて実感した。妻の言い分どおりに体裁を整えれば『離婚誓約書』はただの『浮気許可証』となる。すでに壊れている関係今更、理想を追い求めるべくもない。ならば作れる形・環境に自分を合わせていくしかない。例えどんなに歪んだ関係であっても今いる場所、この世界で私としての答えを探していくしかない。威哥王巨人倍増

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